職場での熱中症予防対策とは?その2
熱中症予防対策はいろいろとありますが、その中でも具体的な方法がありますのでここではその中のひとつの方法である、作業管理の方法をご説明させていただきます。
作業管理
①作業の位置
作業位置はどのようにとればよいでしょうか?
まず、作業者と発熱体との間に断熱作用の強い物体のある場所を選ぶことをおすすめします。しかし、それが出来ない場合は、その発熱体からなるべく離れた場所を選びましょう。では、製品そのものが発熱体の場合は、製品が移動する位置を予測した上で作業位置を決めます。
送風機などを使う場合は作業者の背中から発熱体に向けて風を送ります。
太陽光を受ける場合は、時刻によって変化する太陽光を当たり方を想定し避けるように作業位置を決定します。建物の陰になるように、午前中は建物の西側で作業し、午後からは東側で作業するように作業場所を変える工夫をします。屋外で歩く場合は建物の日陰に入るように歩きましょう。
②作業時間
暑熱な環境では、身体作業が強度の高い仕事ほど筋肉の発熱が発生しますので熱中症になりやすくなります。暑い日や時間帯は身体作業強度の高い作業を避ける工程を組みましょう。
また、連続作業時間を短くする事が大切です。
作業者の体調を観察したり、疲労度を聴取したりして無理の無い作業時間を設定する必要があります。
③休憩
暑さや作業により、こまめに休憩時間を設定しましょう。特に、建設工事の現場では午前と午後に15分から30分の休憩と取り、真夏など非常に暑い日は1時間ごと10分位の休憩をとる事をお勧めします。
休憩室などは冷房のある部屋や風通しのよい場所を設定し、冷水器、令嬢庫、製氷機、体温計などを用意します。休憩中に可能であれば体表面に水を掛けるか頭から水を浴びる事が出来れば水で身体が冷やされるのと体表面から気化熱を奪うので効果的です。
④作業中の服装
近年、事務所などを中心に仕事をする営業職や事務職などを中心にクルービズが推奨されています。これは、作業の安全にとくに問題にならない職場で半袖でネクタイを外して襟元を開放的にするスタイルです。
生地的には、汗を吸い取って通気性の良いもを選ぶとよいでしょう。
⑤保護具
マスクなどの呼吸器の保護具や化学防護服は吸水性、通気性が悪く汗などの蒸発しにくいので電動ファンや排気弁のついた物を着用するようにしましょう。また、熱中症を予防する目的の保護具が近年、開発されています。保護帽(ヘルメット)は、通気口から外気を取り入れるタイプや送風式(空調ヘルメット)もあります。
救急処置
現場での救急処置
熱中症は特異的な症状がないようです。顔面紅潮やめまい、ふらつきが出てから直ぐに意識を失う症状もあります。では、手遅れにならない為にはどうすればよいでしょうか?まず、管理監督者や作業員どうしが声を掛けあって、暑い作業でいつもと違う言動が現れたら即、風通しの良い日陰に移動し服を緩めて靴を脱がしてナトリウムの入ったドリンクを飲ますのが大切です。労働者が自力で塩分や水分を摂取できて症状が回復して尿が出る場合は軽傷なために必ずしも医療機関を受診する必要なないと考えられます。しかし、体温が38℃以上あり尿がしばらく出ない状況や心拍数が100以上ある場合や言動がおかしい場合は直ぐに医療機関を受診する必要があります。救急車を待つ間に体温が高い場合は体表面を露出させ、水で濡らし、うちわなどで送風するとよいでしょう。氷のうがある場合は頸部、わきの下、股間の間など動静脈が通っている部位を冷やしましょう。その時は仰向けもしくは横向きに寝かせて足を少し上げる方がよいでしょう。
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