日常生活での熱中症予防

日常生活での熱中症のリスク
日本国内での夏季の気候は蒸し暑く当然、日常生活での熱中症になる危険があります。しかも、年々その熱中症患者の数は増加しています。その原因は、地球温暖化による真夏日や熱帯夜の増加と都市部ではアスファルトやコンクリート等により照り返し、エアコンの室外機による熱風の排気などの発熱や高層ビルなどにより海風の遮断などのヒートアイランド現象が挙げられます。

 

運動やレジャーでの熱中症
学校でのクラブ活動や運動競技だけでなく高齢者ウォーキングなどにも熱中症のリスクがあります。種目別にみると、どんな競技に熱中症のリスクがあるでしょうか?
熱中症のリスクのあるスポーツ競技
屋外競技
・野球
・サッカー
・ラグビー
・マラソンなどの陸上競技
屋内競技
・柔道
・剣道
・バスケットボール
・バレーボール
熱中症のリスクのあるレジャー
・大勢の人が集まるコンサートなどのイベント
・炎天下の海や海岸でのレジャー
・自転車などのツーリングなど
とくに炎天下でのアルコールなどの飲酒は熱中症のリスクが上がります。

 

日常生活での熱中症
通常の日常生活ではどんな所に熱中症になる危険が潜んでいるでしょうか?
畑や雑草とりなどの庭の手入れなどの屋外作業、調理場などの高温多湿な環境での家事、高齢者世帯でのエアコンの使用遅延、車の車内での乳幼児の放置などに熱中症のリスクがあります。
炎天下での自動車の車内はエアコンをつけていなけれな室温の上昇が激しくあっという間に40℃を超えてしまいます。高齢者は暑いのも我慢してエアコンを入れずに過ごすと熱中症になる危険もあります。その他、就業後の過剰なアルコールの摂取、翌日の欠食や睡眠不足は熱中症のリスクを高めます。

 

日常生活での熱中症予防
日常生活での熱中症の予防はどんなものが有効でしょうか?屋外では建物の日陰を歩く、帽子を被るなど直射日光を避ける。ネクタイを外し襟元の開いた服装、うちわや扇子の携帯、外出前の水分の補給や水筒の携帯など。屋内ではエアコンを使用し快適な室温に調整する。エアコンを使用しない場合は窓を開けて風通しよ良くし扇風機などの使用する。窓から直射日光が入る場合はカーテンなど遮る。熱帯夜の場合は夜中でもエアコンを掛けた方が快適な場合があります。その場合は冷風が直接、身体に当たらないように注意しましょう。睡眠を十分にとり、食事や飲料を摂取する事、アルコールを摂取しすぎない事が大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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