熱中症による救急搬送はいつ？
職場やご家庭などで熱中症かな？と判断するのは非常にむずかしいと思います。
なぜならハッキリと熱中症と分かる症状なら分かりますが、自覚がないけど熱中症になっている場合もあるからです。
そして、熱中症と判断してから医療機関にいつ連れていけばいいのか？という事です。
自力で飲料を摂取出来ない場合やふらつき、意識障害など言動がおかしい時は即、救急医療センターなどに運び込まなければなりません。
しかし、本人の意識がハッキリしていても39°以上の高体温になっている場合もあり熱中症重度のⅢ度になりかけている場合もあります。
少しでも熱中症と疑う場合は涼しい場所で飲料を摂取して様子をみます。その場合は一人にせずに誰か一人症状を観察する方を付ける必要があります。
では、どういう症状の場合に医療機関に連れていかなくてもいいでしょうか？
判断基準は下記の場合を参考にするといいでしょう。
①本人の意識がハッキリしている場合。
②自力で飲料や塩分が摂取出来る場合。
③症状が回復傾向にある事。
本人が自力で元気を取り戻せている場合はそのまま様子をみてもいいでしょう。しかし、数分間休憩し様子をみても元気が戻らない場合は医療機関に連れていく必要があります。その場合でも一人で行かさずに誰か状況や症状を知る物が付き添いする事が大切です。
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