空調服(ファン付作業着)とは?

空調服(ファン付作業着)の特徴
①小型ファンが作業服の両脇に付いています!
②小型ファンにより、外気を服の中に取り込みます!
③専用バッテリーで駆動します!

 

 人間の身体には、発汗し、その汗が蒸発する際の気化熱によって身体から熱量を奪うという生理的な冷却システムが備わっています。発汗量は脳でコントロールされており、必要に応じて必要な量を発汗する仕組みになっています。しかし、汗を蒸発出来なければかいた汗は無駄な汗となり身体から流れ落ち、身体を冷却する事が出来なくなります。そこで、大量の外気を身体と平行に流して、かいた汗を瞬時に蒸発させれるのが空調服(ファン付作業着)です。

 

 空調服は身体の冷却に寄与しなかった無駄な汗(液体汗)を蒸発させる事によって、快適に感じる温度範囲を大幅に拡大する事が出来ます。

 

 空調服の有効な使用例
①ビルや工場、倉庫などの建設現場
②道路の舗装や外構工事の現場
③倉庫内での積荷や荷降ろし作業をする方
④展示会などのイベント用ユニホーム

 

 屋外で軽作業される方や屋内で風のない場所作業される方に特に有効です!!

 

 **普段のご着用のサイズより1サイズ大きな空調服の使用をオススメ致します!

 


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熱中症とは何?

熱中症とな一体何でしょうか?
熱中症とは古くから認識されていた病気です。明治中期から認識されていて「中暑」、「霍乱」(かくらん)、「暑さあたり」、あかまり」と呼ばれていました。その呼称は現在は使われていません。
「熱中症」とは、蒸し暑さに曝されることにより体内の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れることにより健康障害及び体温調整ができなくなってうつ熱が生じることによる健康障害このとを呼ぶ言葉です。しかし、日焼けや火傷(熱傷)、」感染症などによる炎症による発熱は「熱中症」とは呼びません。

 

 「熱中症」の「中」という言葉はもともと「当たる」という意味の漢字なので「熱中症」とは熱に当たって起こる症状という意味になります。
蒸し暑さによって起こる一連の症状には軽い立ちくらみ(失神)、脱水によるだるさ(倦怠感)、脳の障害による異常言動などがあります。
では、英語では「熱中症」に相当する言葉としては一般的にはheat disorderやheat illnessが使用されおり、アメリカ合衆国国立医学図書館ではheat stress disorderが使用されています。

 

熱中症は「熱けいれん」、「熱虚脱」、「熱失神」、「熱疲労」、「熱疲憊(はい)」、「熱疲弊」、「熱射病」に分けられます。
熱けいれん・・・・・全身のけいれんではなくナトリウムの不足が原因で使っている筋肉がつったりこむら返りを起こしたりする状態です。
熱虚脱・熱失神・・・・・血圧低下や脱水により脳の血流が低下し一過性に意識を失う事です。
熱疲労・熱疲憊・熱疲弊・・・・・慢性的な脱水により筋力や消化機能等が低下する事です。
熱射病・・・・・体温が上昇して脳の体温中枢が障害されて体温が40℃を超えているのに汗が出なくなり、意識障害も生じて死亡する恐れのある病態です。

 

熱中症を発生した後は重症度により分類することがあります。この分類は、「Ⅰ度」「Ⅱ度」「Ⅲ度」に分けられます。この分類は救急医療の現場で使われます。
「Ⅰ度」・・・・・自力で水分や塩分を摂取出来る状態で、短時間で回復する軽い熱けいれんや熱失神などのことです。
「Ⅱ度」・・・・・点滴する必要がある状態で入院する必要のある熱疲労などのことです。
「Ⅲ度」・・・・・深部体温が39℃以上の高熱とともに意識障害などの脳の障害、肝臓や腎臓などの臓器障害、DICと呼ばれる血液擬固障害のいずれかがあり、入院して集中治療の必要のある熱射病などのことです。
意識がはっきりしていて、自力で水分や塩分が摂取でき軽快する傾向があれば「Ⅰ度」と考えられますが、そうでなければ医療機関に搬送する必要があります。

 

職場での熱中症の歴史
熱中症は19世紀から20世紀前半には鉱山、紡績、金属精錬、船内作業などにおいて多発していました。理由としては職場が非常に高温だったり蒸気が発生し湿度が高かったりして労働者が十分な水分や食事を取らずに仕事をしていたことから熱中症をが発生する職場でした。

 

労働者の栄養状態が向上し機械化が進み職場に送風機が設置され、空調機も導入されてから大幅に熱中症患者は減りました。1970年代以降空調機は一般家庭、公共施設、交通機関なども普及し熱中症予防は進みました。しかし、1990年代から建設業を中心に熱中症が多く発生していることから再び注目されるようになりました。そして、1994年には労働災害の熱中症の死亡者数が20人に達しました。一般の社会にも高齢者の熱中症の救急搬送件数の増加とクラブ活動などのスポーツ競技の熱中症、乳児が車内に置き去りにされ熱中症の事故など関心が一気に高まりました。
地球の温暖化や都市部のヒートアイランド現象が一般市民にも熱中症を発症するリスクが高まっています。

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