リビング・ダイニングの家具選び
リビング・ダシニング空間には食事をするダイニングセットや食器を収納するカップボード、のんびりとくつろげるソファなどの家具を配置します。そういった家具の選び方をご紹介します。
ソファの選び方
リビングの家具ではなんといってもソファが主役となります。しかも、インテリアの雰囲気を左右しますので慎重に選びたいものです。座り心地はよいか？適度な硬さはあるか？身体が沈まないものを選ぶと疲れないといわれています。
座った時にクッションの形がが変形するものは避けた方がいいでしょう。
座面が高くてアームのあるソファは客間などに使うフォーマルなリビングに、座面が低くて脚が伸ばせるようなタイプのソファはカジュアル向きです。また、部屋が狭い場合はカウチソファや2人用ソファが場所を取らないので便利です。
ソファ選びのポイント
(1)ソファのサイズ
ソファのサイズは一般的に一人掛け・・・幅600mm、二人掛け・・・幅1200～1800mm、3人掛け・・・1800～2200mmです。
(2)座り心地
座ってみて身体が沈みこまないほど良い硬さが長時間座っていても疲れなく座ることが出来ます。
(3)アームや脚の有り無し
脚が長いタイプは床が見えて大きく見えます。また、掃除もしやすくて便利です。アームは背もたれにするなら高めが良く枕替わりにするなら低めがオススメです。
(4)張り生地
温かみを求めるなら織物、高級感を演出するなら本革で安価で扱いやすいタイプはビニールレザーがいいでしょう。
センターテーブルの選び方
センターテーブルはソファの前に置くので基本はソファの雰囲気に合わせます。高さはソファの前に置く場合は30～35cm、軽食などを取る場合は40～45cmがいいでしょう。テーブルとソファんぼ間は40～50cmぐらい離して配置すればバランスがよいでしょう。
ダイニングセットの選び方
ダイニングテーブルは基本的には食事をするテーブルです。よって食事をする最低限の広さが必要です。
一人分のスペースは幅60cm×奥行40cmが必要ですので2人分なら倍で4人分だと4倍のスペースが必要になります。
形はやはり四角が主流で、スペースも取らず使い勝手よいでしょう。
カップボード・サイドボードの選び方
ダイニングにカップボード（食器棚）を置く場合は部屋のインテリアに合わせた素材やデザインのものを選びましょう。また、ガラスの扉にして食器などを見せて収納するのがポイント。
デザインと機能性に左右されるのが扉のタイプです。「引き戸」タイプは開閉しやすく地震に強いのが特徴です。「開き戸」タイプは前面に開くので使いやすいですが手前に80～100cmの空間が必要になります。また、地震対策も必要です。
リビングに置くサイドボードはリビングの雰囲気にあうデザインのものを選びましょう。サイドボードの高さは低い方が空間が広く見えます。
カップボード・サイドボード選びのポイント
サイズ
(1)カップボードは収納性を求めるので高さが必要です。1800mm以上ならタップリと収納出来ます。
(2)サイドボードは900mmぐらいの高さが落ち着きます。
収納スペース
カップボードは入れる食器に合わせて棚板のサイズを選びましょう。引き出しが付いていると便利です。
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