竹炭の消臭・防臭効果

炭には消臭・防臭する力があります。
炭の特徴は多孔質・粘着性であり臭いを広い表面積に吸収して封じ込めます。

どこの家でも玄関の扉を開けると外の空気と違う臭いが気になります。
特に長期間家をあけるときなどは玄関に1キログラム竹炭を置くだけでかなり空気が違います。

どういった所に竹炭を置くと効果的でしょうか？

(1)室内の消臭
玄関の下駄箱の上などに竹籠などの器に入れる。ディスプレイの仕方によってはインテリアにもなります。
夏場などはエアコンなども入っており締め切って生活をしているので臭いがこもりがちになります。
これらの臭いの除去の為に竹炭を部屋の隅や棚の上や本棚の上、ダイニングテーブルの上などに置くとよいでしょう。部屋の空気を気持ちのよいものにします。
また、流し台の下や食器棚の中などは食べのもの臭いが付きやすい場所です。それらの防臭に効果的です。またこういった所は湿度も高いので除湿力の高い竹炭を置くのが効果的です。

(2)冷蔵庫の中
皆さんの家庭の冷蔵庫の中には防臭剤としてヤシガラ活性炭などを入れてると思われます。このヤシガラ活性炭は防臭剤として開発された商品です。竹炭はこのヤシガラ活性炭と同じ位の消臭効果があります。竹炭を5センチほど切って冷蔵庫に入れると防臭剤として効果的です。
ヤシガラ活性炭は防臭には優れていますが除湿はしません。その点竹炭は除湿効果もあるので冷蔵庫では効果絶大です。また、防臭の使用した竹炭は半永久的に使用できます。
そして、野菜の新鮮さ保存します。
野菜室などの冷温室に竹炭を４センチ四方切り三～四辺片入れてください。マイナスイオンや遠赤外線の力で野菜を長持ちさせる効果があります。
庫内の野菜や果物などからエチレンガスが発生し、このガスが酸化作用して野菜などの腐らせる原因となります。竹炭はこのエチレンガスを吸収し酸化を防ぎ防腐を防ぎます。三か月間は有効ですが、その期間を過ぎたら防臭に使って下さい。

(3)下駄箱やトイレの消臭に
下駄箱の中は独特の臭いがしてけっして愉快なものではありません。特に家族が多いと色々な臭いが混じり合います。
それを防ぐのに竹炭は有効です。竹炭を下駄箱の中へ五～六片入れておきます。炭の量は多いほうが良いでしょう。特に新しい炭でないとダメとは限りませんので水などの浄化に使った古いものでもかまいません。竹炭を紙などの包み靴の中に入れておけば防臭・除湿の効果があります。
トイレには1キログラムの竹炭を置いておくとよいでしょう。

(4)車の中にも効果的
車の中は狭い密室といってもよいでしょう。その為に車の使用者の臭いが車中に充満しています。ドライバーがタバコなどを車中でたしなむ場合は同乗者にとってはすごくきつい場合があります。最近は車中用の消臭剤など香り付きの物も売られています。しかし、竹炭を500グラムをネットなどに入れて後部座席の後ろや座席の下などに置いておくだけで防臭効果が期待できます。雨が降った時など湿気が多いには除湿効果もあります。３ケ月に一度ぐらい天日干しすれば半永久的に使用できます。